【耐衝撃アクリル】
耐衝撃アクリルは、衝撃に弱いアクリルの弱点を補うためにゴムを混ぜて成形します。ゴムの特性によって衝撃を吸収します。
しかしゴム物性を入れすぎると、樹脂自身が黒くなりすぎたり(ゴムは不透明なため)紫外線に長時間さらされますと劣化や伸縮が大きく影響を受けるというデメリットも発生します。
劣化や伸縮が進むと、サイドバイザーの剥がれやひび割れなどの現象が出る可能性があります。なので黒すぎるアクリル材や、物性評価がわかりづらい海外製の樹脂材を使用するときは十分に注意されたほうが良いかと思います。
我々が使用している耐衝撃アクリルは、国内樹脂メーカーの正規品を使用しています。物性評価もしっかりと持っています。アクリル材なので経年変化が無いわけではありません極力ゴムなどのアクリル以外の材料は入れず、必要最低限の対衝撃制でアクリルのキレイな透明度をできるだけ保つよう、工夫して作っております。
また、バイクのスクリーンやスマホカバー などにも使われる、非常に優れたアクリルです。そのため写真のように激しく曲げたり落としても 割れない強度と耐久性を誇ります。